クリスマスマーケット

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ソムリエの呟き

クリスマスマーケットが始まりました

今年もクリスマスマーケットの季節がやってきました!
1年で一番街が美しく心躍る季節です。

そもそもクリスマスマーケットとは何ぞや?ですよね。

クリスマスマーケットはドイツ・オーストリアなどが発祥のイベントです。
世界最古のものは13世紀のもの、14世紀のものと諸説ありはっきりしていません。

有名なものとしてはドイツ三大クリスマスマーケット挙げられるこちらの3つ。

・世界で最も有名:ニュルンベルグ
・世界で最も最大:シュトゥットガルト
・世界で最古と言われる:ドレスデン

特にニュルンベルグは期間中200万人も観光客が押し寄せ、その1/3は外国人観光客なのだとか。すごい人気ですね。

どのクリスマスマーケットも、期間中は会場広場にはクリスマスツリーやクリスマスピラミッドが設置され、この周辺には日本の縁日のように様々な屋台が展開します。
出店されているものとして最も有名なものはホットワインでしょうか。寒い中、ハフハフしながら飲むホットワインは格別!
赤ワインのホットワインを想像しますが、白ワインのホットワインもあるんですよ。

その他、伝統菓子や雑貨、B級グルメの屋台なども並びます。

クリスマスマーケットは都市により様々な特徴や趣向があります。
イルミネーションが美しいもの、歴史にこだわったもの、イベントがあるもの、地元向けなもの・・・ナドナド。

何軒か巡ってみると、その特徴がよく分かります。その中で自分の一番のお気に入りを見つけるのも醍醐味ですよ。

え?私のお気に入りはどこかって?

ヴィースバーデンのクリスマスマーケットのホットワインは美味しかったなあ。ワイン生産地が近いので、ワイナリーさん手作りのホットワインが飲めるのは嬉しいポイント。
あとは、昔留学していたマンハイムという街のクリスマスマーケットは大人向け、子供向け、ファミリー向けに分かれていて、こういうのも珍しいかも。

あそこはこうだった、ここのグルメはああだったと、こういう情報交換をするのも楽しいですよ。

ミニシュトーレンはお土産に最適!

シュトーレン、日本でも随分と認知度が上がってきていますね。

クリスマス時期のお菓子ですが、シュトーレンの本場のドイツでは、早いと10月ぐらいから販売されています。

発祥は東部ドイツ・ザクセン州のドレスデンとされていますが、原点になる最古の記録は1329年のナウムブルグの司教に贈呈したクリスマスの贈り物だそう。
ドレスデンでシュトーレンという名前が使われたのは、この150年後だったとのこと。

シュトーレンという名前はドイツ語で「坑道」という意味で、トンネル状の形状からこの名前がつけられたそうです。

この時期になるとスーパーや街のケーキ屋さん、パン屋さん、シュトーレンの有名店まで、色々なところでたくさんのシュトーレンが販売されています。

 

色々食べてみた結果、私はEDEKA(エデカ)というスーパーのプライベートブランドのものが一番のお気に入り!

甘さの加減といい、しっとり具合といい、うん、文句なし。笑。

 

通常シュトーレンのサイズって750g〜1000gぐらいのものが多いんですが、こちらのシュトーレンは200gの手のひらサイズのものがあります。食べきりサイズはありがたい〜!!

紫のリボンのパッケージはレーズン入り。
緑のリボンのパッケージはマジパン入りです。


お値段もひとつ2ユーロ以下。小ぶりで美味しいし、コスパも良いのでバラマキ用のお土産としてもオススメですよ。

冬にドイツにいらっしゃる場合は、是非本場のシュトレンをお試しになってみてくださいね。