クリスマスがお正月!?ドイツのクリスマスのびっくり事情!
11月下旬、街にクリスマスマーケットの明かりが灯り始めると、ドイツは一年で最も美しい季節を迎えます。この雰囲気を味わいに、現地を訪れる方も多いのではないでしょうか。
しかしドイツと日本のクリスマスは、実は「似ているようで全く別物」と言っても過言ではありません。過ごし方やその意味合いには、驚くほどの違いがあります。
これから旅行を計画されている方へ向けて、日本との違いや、この時期のドイツならではの注意点を詳しくご紹介します。
本場ドイツのクリスマス:知っておくべき「静寂」の伝統
ドイツのクリスマスは、キラキラしたマーケットのイメージが強いですが、12月24日〜26日はまるで日本のお正月のようで、過ごし方は想像以上に静かで家庭的です。
特に旅行者や滞在者が知らないと困る「お店事情」は注目です。
1. 【要注意】街から人が消える?お店は「完全休業」!!
ドイツのクリスマスで最も注意すべきなのは、街中の全てのお店が閉まってしまうことです。
- 24日(イブ): ドイツ語で『ハイリヒアーベント』と言い、お昼すぎ(14時頃)には、スーパーもデパートも一斉にシャッターを下ろします。従業員の皆さんも自身のクリスマスの準備をするのです。
- 25日・26日: 第一クリスマスと第二クリスマスは両日とも祝日のため、ほぼ全てのお店・レストランが閉まります。
24日の夕方以降、街は驚くほど静まり返ります。
レストランも営業していない、もしくは事前予約のみといった所が多いため、23日までに数日分の食料と飲み物を買い込んでおかないと、「食べるものが何もない」という状況に陥ります。唯一、大きな中央駅の中にある売店などが開いている程度です。
この時期に旅行をご検討の方は事前に食べ物を調達しておくか、レストランを事前予約することを強くお勧めいたします。
なおホテルのレストランも容赦なく閉まるので(笑)、是非事前確認を!
2. 伝統のメインディッシュ:ガチョウのロースト Gänsebraten (ゲンゼブラーテン)"
ドイツのクリスマスディナーといえばKFC(ケンタッキーフライドチキン)でもなく、七面鳥でもなく「ガチョウ(Gans)」が主役です。家庭やレストラン(祝日前後の営業時)では、このように提供されるのが一般的です。
- メイン: じっくりと焼き上げられたガチョウのもも肉。皮はパリパリ、中はジューシーです。
- 付け合わせ: 甘酸っぱく煮込んだ赤キャベツと、もちもちした食感のジャガイモ団子(クヌーデル)。
- ソース: 焼き汁をベースにした濃厚なブラウンソースをたっぷりかけていただきます。

お店によりやはり味は違うので、色々食べ比べると面白いですよ。
我が家はこの時期になると、お店でガチョウ料理を見つけたら必ず頂くようにしています。
3.アドヴェント(待降節)から始まる準備
クリスマス当日は静かに家族と過ごすため、その前のアドヴェント期間に全力で楽しみます。
-
クリスマスマーケット: 11月末からイブの直前まで開催され、グリューワイン(ホットワイン)を飲みながら冬の寒さを楽しみます。なお、クリスマス前に殆どのマーケットは終了しますので、どうぞご注意ください。
- シュトーレン: 数週間前から少しずつスライスして食べ、クリスマスが来るのを待ちわびます。パン屋さん、スーパー、デパート、色々なところで売っています。
ドイツでクリスマスを楽しむなら
ドイツのクリスマスは「静寂と祈り」の時。日本の「賑やかなお祭り」という感覚で訪れると、そのギャップに驚くかもしれません。
この時期に滞在するなら、計画性が何より重要です。
「せっかく観光地に来たのに何もやっていない」「どこのレストランも閉まっていて途方に暮れる」といった事態は決して珍しくありません。
営業時間を事前に確認、予め予約をしておくなど入念に準備をして、万全の態勢でドイツの美しいクリスマスをお楽しみください。
モーゼル地方、アール地方、フランケン地方などのワイナリーをソムリエと巡るワイナリーツアーや
ライン川、ケルン、ストラスブール、ローテンブルグなどの観光地への旅行を自由にプランニングいたします。
フランクフルト、デュッセルドルフなど各主要都市よりお迎え・ご送迎いたしますので、お気軽にお問い合わせください。