知っておきたい!ドイツのチップ制度!
ドイツのチップ(Trinkgeld/トリンクゲルト)は、アメリカのような義務ではなく、「サービスへの感謝の印」です。
ですが、レストランなどではマナーとして定着しており、全く払わないと気まずい思いをすることもあります。
旅行や滞在をより楽しむために、知っておきたいチップの基本ルールをご紹介します。
1. 場面別のチップ相場(目安)
ドイツでは**「合計金額の5%〜10%」**を目安に、端数を切り上げて支払うのが一般的です。
・レストラン・カフェ
飲食代の5%〜10%。キリの良い数字(例:22.40€なら24〜25€)にして渡します。
・タクシー
運賃の10%程度。荷物の積み下ろしを手伝ってもらったら少し多めに渡すとスマートです。
・ホテル
荷物運びやルームサービスは5€ほどがベターでしょう。枕銭(清掃)も1泊につき1〜2€が目安です。
・有料トイレ
デパート、パーキングエリア、主要駅のトイレなどが該当します。場所によりますが、0.50€〜1€(50セント〜1ユーロ)が目安です。
・不要な場面
ファストフード、テイクアウト、パン屋などのセルフサービス店では基本的に不要です。
2. 【重要】ドイツ流・スマートな渡し方
ドイツのレストランでは、「テーブルに現金を置いて立ち去る」のは一般的ではありません。 会計時に店員さんとやり取りをするのがマナーです。
1)現金で支払う場合
例えば、会計が 23.90€ だった場合
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「30ユーロで」と伝える: 30ユーロ札を渡しながら 「Dreizig, bitte(ツヴァンツィヒ、ビッテ)」 と言えば、お釣りなしで全額チップ込みとして処理してくれます。
- 「お釣りはいりません」: ちょうどのお札を渡して 「Stimmt so(シュティムト・ゾー)」 と言えば、「お釣りは取っておいて」という意味になります。
2)カードで支払う場合
端末を操作する前に「チップを含めた総額」を口頭で伝えます。
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店員:「23.90€です」
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あなた:「30€でお願いします(Make it 30, please / Dreizig, bitte)」
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店員が端末に「30.00」と入力し、決済。
もしややこしい場合は、この方法で是非。
①代金はカードで、②チップは現金で。
この場合、ランチであれば1テーブル毎に5〜10€程度、ディナーだと10〜20€を目安に渡すとシンプルです。
3. チップを払わなくていいケース
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サービスが悪かった時: 無理に払う必要はありません。ドイツ人はサービスに満足いかない場合、ハッキリとチップを払わないことで意思表示をします。
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ファストフード・テイクアウト: セルフサービスの店や「Imbiss(インビス)」と呼ばれる屋台では、基本的にチップは不要です。
まとめ:ドイツのチップは「サービスに対する気持ち」
ヨーロッパ内にはチップが不要な国もありますが、ドイツにおいてチップは欠かせないマナーです。
その背景には、「サービスは有料である」というドイツならではの考え方があります。
実は、レストランで働くウェイターやウェイトレスさんの基本給はやや控えめに設定されており、「チップをいただくことで収入を上乗せする」という仕組みが一般的だからです。
テーブルに着いたその時から、担当のスタッフはあなたに素敵な時間を過ごしてもらうために一生懸命にサービスを提供してくれます。
彼らのプロ意識と努力に対し、ぜひ「Danke!(ダンケ!=ありがとう!)」の言葉とともに、チップという形で感謝の気持ちを伝えてみてください。そのやり取りが、あなたのドイツ滞在をより温かく、そして思い出深いものにしてくれるでしょう。

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